ワダチラボコラム#1 子育て世代のワークライフバランス

2022.07.20




皆さんはワークライフバランスという言葉を耳にしたことがありますか?

ワークライフバランスを「家庭と仕事の両立」と理解している人が多いですが、実際の政府の定義としては「仕事と生活の調和」を掲げています。

言葉は似ていますが、育児や介護などの事情を持つ人だけでなく「生活を営む働く人全て」が対象でワークライフバランスを推奨しているのです。

育児や介護の家庭の事情を持つ人がクローズアップされることが多いため、独身者など事情を持たない人は対象外だと誤解されていることも少なくありません。


働く全ての人々がワークライフバランスの対象である現代。

皆さんは仕事を時間通りに終えたら、何を充実させたいですか?


それでは、私のワークライフバランスをご紹介します。

 


現在3歳、1歳の2児の母であり、夫は出張が多くワンオペ育児になる日が多い環境のワーキングマザーです。

そのため現在の私のスタンスとしては、家庭を優先させながら仕事を行っている状況です。

ワークライフバランスが取れていない日も多いのですが、「ジャグリング型ワークライフバランス」として両立を目指すのではなく、その時に大事な方を取捨選択しながら乗り越えることが多いです。




そんな私のワークライフバランスは、「1日の活動の大半を保育園で過ごしている子供たちとの関わり」をテーマにしています。

夕方以降は子供たちと家庭で過ごす時間を大切にするため、夕食時は顔を合わせて会話しながら食事を囲む。食後は一緒にテレビを観たり、オモチャで遊んだり、絵を描いたり、デザートを一緒に作ったり・・・。

何気ない過ごし方ですが、子供との触れ合いを通して「この子たちが幸せに過ごしているから働けている。子供たちのためにも明日も頑張ろう!」とエネルギーをチャージしています。

そして、子供たちも家族と一緒に遊んでいる時の嬉しそうな表情から安心感を与えられていると感じています。

子育てが落ち着いた先輩方からは、

「小さくて可愛い時期はすぐ終わってしまう。あっという間に大きくなるから今を大事に楽しんで!」という応援メッセージをたくさん受け、自分を奮い立たせる日もあります。


大変な毎日を過ごしていると、仕事を続けようか迷う時期もありました。しかし、キャリア支援に携わる業界に身を置いていることから様々な方に応援してもらい仕事を続けることができています。




「完全に仕事を辞めるのではなく、低空飛行でも良いから仕事を続ける」という選択肢があり、柔軟に対応してくれ、キャリアを止めないようにサポートし続けてくれる職場に感謝しかありません。




執筆者 人事コンサルタント 河野麻菜








執筆者の河野と代表の福島が登壇する沖縄県ワークライフバランス定着支援事業

のHPはこちらから


https://wlb.okinawa/

 

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